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以前紹介した原の辻遺跡(ブログはこちら)の近くに、原の辻遺跡ガイダンス
というところがあって、観光客向けに毎週水曜日20時半〜壱岐神楽をやって
ます。 (※開催場所、曜日などは時々変更があるようなので注意)

壱岐最後の夜なので、壱岐神楽を見に行ってきました。
まず目に飛び込んでくるのがこの人形。
★リアルすぎ★
▲"つくりものです 怖がらないでください"って書いてある・・・(笑)
普通、"触らないでください"とかじゃないの?
★細部までよくできてるなぁ〜★
▲これは絶対実際のモデルがいますね〜
近くで見ても、すっごくよくできてる人形です。
★夜、本当に笛吹いてそう★
▲笛を吹いてる人形
この2体は、神楽がない時でも、舞台の前でいつでも準備万端です。

ん?おっと?
館内のBGMは湘南乃風か? 神楽とヒップホップ? これまた乙な!
いや、違う。奥で神楽の準備をしている部屋から聞こえてくるぞっ!
今度はレゲエだ!
神楽やってるからって、普段雅楽しか聞かないわけじゃないですもんね〜

さぁ、そんなこんなで開始の時間です。
神楽の前に、今日の演目の解説や、壱岐神楽の説明がありました。
とても由緒正しい神楽らしく、他の神楽と違って、神楽団というものが一切
なく、神楽舞も音楽も神職しかできず、かなり神聖なものらしいです。
ちなみに一番時間がかかる神楽だと、7〜8時間だそうです!
今回は1時間に再構成された神楽でしたが、神職のみなさんが舞い、奏でる
"本物の"神楽でした。

★テレビでこういうの見たことある〜★
▲八咫烏(やたがらす)
神武天皇の東征の時に、道案内として飛来した建角身命の功績を讃える神楽。

★くるくる回る大人2人★
▲二弓(にきゅう)
弓と剣により災いを払う鎮魂の神楽。

↓↓ムービーはこちら




★ぶんぶん振り回す★
▲二剱(にけん)
剣で悪魔を切り攘い、災いを退散させる神楽。
よく見ると3本の剣を使ってますが、二剱の舞らしいです。
三刀流ってことよね? こ、これって・・・ワンピースのゾロじゃん!!
袴の色もゾロの髪の色じゃん!!

↓↓ムービーはこちら


後ろに映ってる奏者さんたちがだんだん足がしびれてきてるみたいで、そこも
このムービーの見どころの1つですね。

ちなみに、壱岐神楽を見るには予約が必要なので、壱岐市観光協会に電話して
から行ってくださいね。
当日入場する時に、お土産として壱岐のお米がもらえるんですが、実はそれが
クジになっていて、神楽が終わると当選者の発表です。
私なんと!! 大当たり!!
★わーい★
▲1000円で3000円の商品券ゲットぉ〜
会場内のお土産屋さんで、当日のみ使えるという商品券です。
閉館時間が迫る中、おばちゃんがレジを早く閉めたそうに買い物カゴを渡して
くれます。 早くお土産選ぱなきゃ〜
うれしいけど、相当な重圧感・・・

今まで神楽と言えば、笛に太鼓、能面を付けた人が舞うというイメージしか
なかったけど、すっかり覆されました。
今度は7〜8時間の神楽も見てみたいなぁ〜
どんだけぐるぐる人が回るんだろっ(笑)
そんな淡い期待を胸に抱きながら、帰ってきたばかりなのに、また壱岐に
行きたくなる写欲子なのでした。
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★突風注意★
▲断崖絶壁にある左京鼻龍神にて

壱岐島は歴史が深く、神社に関して言えば、神社庁に登録されてる数だけで
150社、登録されていないものを含めると1000社以上とのこと。
壱岐島は138㎢しかないのに、1000社ってすごい!!
車で走っていると、確かにそこらじゅうに大小さまざまな神社があります。

前回紹介した男嶽神社(ブログはこちら)も有名な神社の1つですね。
他にもまだまだ興味深い神社があるので、ちょっと紹介します。

一番衝撃だったのは、塞神社(さいじんじゃ)。
いわゆるブツをご神体として奉ってある神社で、商店街の中からいきなり
現れます。
★なんかドキドキ★
▲勇気を出して鳥居をくぐれば、パラレルワールド(笑)
★どーーーん★DSC_5396.jpg
▲こんな感じで奉られてます  ▲もはや秘宝館状態
★誰のコレクション趣味?★
▲社殿にはこんな春画もあります

そして境内には、マニアが喜びそうな女の子?の像も。
★楽しげな少女★
▲恍惚な表情を浮かべて、楽しげに松茸を握ってますね(笑)
★芸が細かい★
▲よーく見ると、右手はあの形に握られてます。 芸が細かい!

ご神体がブツということもあって、参拝記念のスタンプもブツです。
★このスタンプ押してどうするんだろ?★
▲そのものすぎるスタンプ

スタンプ入れは、年季の入ったキティちゃんのクッキー缶でした。
★年季の入ったキティちゃん★
▲スタンプとキティちゃんの組み合わせが、なんだかシュール。
キティちゃん、じーっと見てるし(笑)

ちなみに明治末期まで、壱岐島に来た男性陣は塞神社にブツを見せにこないと
ケガをすると言われていて、みんなブツを見せに参拝してたらしいです。
塞神社、なんかすげーな!!
最初にその話を広めた人、何を意図してたんだろう・・・

私の地元である愛知県にも、その筋では有名な田縣神社というブツがご神体の
神社がありますが、塞神社もなかなかのものです。

他にも、壱岐島には由緒正しき神社がたくさんあります。

★旅人、写欲子★
▲男嶽神社にて

壱岐島は、歴史的要素が強い観光地だけど、自然もすごくステキです。
特に奇岩が多い気がしました。 有名なのは猿岩でしょうね〜
★こっち向いて〜★
▲猿の横顔に見えます?
近づいて正面から見たら、穴ボコだらけのただの岩でした。
遠くから見るに限りますね・・・

つづいてゴリラ岩。
★こっち向いて〜 その2★
▲恥ずかしがりやのゴリラ?
手前の丘が邪魔ですが、この角度じゃないとゴリラに見えません・・・

他にも、伝説の残る岩もあります。
★すごい形★
▲鬼の足跡
大きなクジラだか魚だかを捕るために鬼が足を踏ん張ったらできたらしい。
ちなみにここは断崖絶壁で、転落注意の看板もあるほどです。
強風の日は近づきすぎないよう注意!

奇岩とは言えないけど、変わった石仏群の神社もあります。
★魔界への入口?★
▲男嶽神社の入口
この神社は、猿の石仏群で有名なところです。
なんだか、入口からしておどろおどろしい雰囲気。
★色合いが怖い★
▲魔界への入口みたい
駐車場からの長い長い階段の参道を上っていくと、境内ではカッパのような
猿がお出迎え。
★猿とかっぱの間の子★
▲宇宙からの侵略者っぽくも見える

そしていよいよメインの石仏群です。
★この朱色がまぶしすぎる★
▲約200もの猿の石仏
★異様な光景★
▲これだけあると圧巻
よく見ると、自分に似た顔の猿がいるそうな・・・
★ムンク的な★
▲苔むしてんだか、病気なんだかわかんない三猿
きっと衝撃的な何かがあったんだね・・・
見ざる、聞かざる、言わざるな気持ちもわかるよ・・・
★ぽつーん★
▲ネガティブオーラ全開な猿
★猿っぽくない★
▲アニメキャラ的な猿(とネガティブオーラ猿)
★こわーい(涙)★
▲笑顔が怖すぎる

男嶽神社がある男嶽山はもともと霊山で、昔は女人禁制だったそうです。
噂ではこの辺りは磁場が強いって言うし、何かありそうな雰囲気がビンビン
してます。 言葉じゃ表せない空気感がハンパないです。

猿の石仏のせいですかね〜 誰かに見られてる気がして仕方なかったです。
私が行った時は、夏休み終わりの夕方。
人っ子一人いなくて、最高に怖かったです(涙)

その上、写真を撮ってたら、草むらから蛇がっ!
どうやらカエルを追いかけて飛び出てきたようです。
★どこからどう見ても蛇★
▲岩を登る蛇
これは蛇が逃げるのを撮ったので距離がありますが、実際は私をかすめて
草むらから飛び出してきました。
蛇も、『人間いたの?!』ってな感じで慌てふためいて逃げていきました。
★声が出ない★
▲その時の写欲子
あまりにビックリすると、声が出ない・・・

ちなみにこの男嶽山は、壱岐島の中で二番目に高い山なので、見晴らしは
とってもいいですよ〜
と言いつつ、この日の夕日は何かが起きそうなくらい怪しげな空でしたけど。
★何かが起きそうな空★
▲空から何か降りてきそうな空模様(笑)
神秘的と言えば神秘的のような・・・

男嶽神社の猿の石仏群も、怖がらせるためのものじゃなくて(当たり前!)、
家内安全やら健康やら祈って奉納されたものらしいです。

壱岐島の奥深さにすっかり虜になってしまった写欲子なのでした。
★タイムスリップしそう★
▲原の辻遺跡にて

昔々、壱岐島(いきのしま)は朝鮮半島と九州を結ぶ、大切な島でした。
"魏志倭人伝"にも、一支國(いきこく)という国があったと書かれているそう
で、遺跡やら、古墳やら、神社仏閣やら、とにかく歴史ロマン満載!

私は歴史には疎い方です・・・がっ!
わからないことや不思議なことが好きで、特に昔のことを妄想するのが好き。
というわけで、そんな写欲子をきゅんきゅんさせる島が、ここ壱岐島です。

もし遺跡好きなら、絶対行くべきなのが原の辻(はるのつじ)遺跡。
大昔ここには集落があって、土器やらお米やらが出土してるらしく、当時の
建物が復元されています。
★歴史の教科書で見たことある建物★
▲こんな感じで村があったんだ〜
★穏やかな空気★
▲昔もこんな感じでタンポポを愛でたりしてたのかな〜
★本物っぽい!★
▲こういう壷で梅干し漬けてたかな〜

この後、この時代のことを一支国博物館でお勉強してきました。
この博物館はすごい!
今まで数々の博物館に行きましたが、No.1の面白さです。

まず外観がステキ!
あの黒川紀章さんが設計した国内最後の作品だそうです。
★後ろのキャラクターが気になる★
▲模型はこんな感じ
煙突のように突き出たところは展望台で、そこからの眺めがとてもきれい。
★展望台からの眺め★
▲芝生のように見える手前半分は建物の屋根
さすが! 周りの風景に馴染んでます。
2010年の3月に完成したばかりなので、ここは最新の施設です。

写真でお見せできないのが残念ですが・・・
入ってすぐ、誰もがあっと言わされる仕掛けがあります。

(ーネタバレです。見たくない方は飛ばしてくださいー)

メイン階段を上ったところのロールスクリーンで、一支國時代の短編ドラマが
上映されます。
さっき見てきた原の辻遺跡で大掛かりなロケーションで撮影したようです。
最後のシーンで、原の辻遺跡の建物群が映されてドラマが終了。

すると・・・
ロールスクリーンが下がって、大きな窓から実際の原の辻遺跡が目の前に。

今ドラマで見ていた風景がすぐ目の前に現れた時の高揚感と言ったら、それは
それは、涙が出そうなくらいでした。

『あぁ、ここには太古の昔から人の営みがあったんだ〜』
『そこに今、私は立っているんだ〜』

写欲子のテンションはMAXです!!
今回の一人旅は、バス&フェリーで移動することがほとんどで、フェリーに
あまり乗ったことがない写欲子は、うれしくて写真をたくさん撮りました。

一番感動したのは、宇久島から博多港に戻る時の夕日。
ちょうど夕日の時間帯なので、運が良ければきれいな夕日が見られます。
★発電所らしき施設★
▲夕日の前はこんな感じ
★夕日1★
▲漁船と夕日

私は、工場とか船とか、鉄製の構造物をまじまじと観察するのが大好きです。
いわゆる工場萌えの類いで、友達から"工場萌えDVD"をもらったほど。
そして今回、フェリーの旅をして思いました。
鉄萌えの私には、フェリー&夕日なんて最高すぎる!!
★夕日2★
▲クレーンと夕日
★夕日3★
▲サイレン灯に沈む夕日
★夕日4★
▲やがて静かに山に沈んでいきました
★夕日4★
▲博多港の夕日
フェリーから見る夕日は、地上から見る夕日とはまた違って、潮風に吹かれ
太陽を全身で浴びながら、それはそれはスピリチュアルな感じでした。

フェリーの楽しみ方は人それぞれ。
私みたいに夕日&鉄に萌え萌えする人もいれば、日サロ状態の人も。
★目のやり場に困る、と言いつつしっかり撮った★
▲デッキで焼いてます ザ・自由人!!

そうそう、フェリーと言えば、お別れに紙テープですよね。
修学旅行らしき団体に出くわしました。
★別れの時★
▲パスガイドさんの制服、すごい色だな〜 ド●え●んみたい・・・
★すでにゴミ★
▲感動的だけど、一瞬にしてゴミになっちゃう・・・
紙テープも、フェリーならではの光景でした。

旅行後半は毎日台風情報とにらめっこだったけど、何とか間に合って台風には
当たらずに過ごせてよかった〜 すでに波にうねりは出てたけど。

たまにはフェリーの旅もいいもんだなぁと思いつつ、何とも表現しがたい波の
揺れ具合がしばらく体から抜けない写欲子でした。
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写欲子(しゃよこ)
性別:
女性
職業:
フツーの会社員
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旅行・写真・睡眠・スノボ
自己紹介:
旦那との"47都道府県の旅"で
見たもの・感じたこと・写真を
中心にブログを書いてます。

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カメラたち
Nikon
D60
旦那がニコンプロ会員のため
薦められ買ったもので、特に
強いこだわりはなし。
旅行でがっつり撮りたい時に
使用。


Nikon
AF-S DX Zoom 18-55mm

レンズキットのズームレンズ。


Nikon
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G ED
観察好きな私のために旦那が
買ってくれた単焦点マクロ。
私から見たらとっても高価な
代物で、じっくり腰を据えて撮る
時に使用。


CASIO
Exilim EX-FC100
(ハイスピードカメラ)
日常生活で、お手軽に撮りたい
時やムービーを撮る時に使用。
ハイスピードカメラとしては
ほぼ使われず宝の持ち腐れ。


OLYMPUS
 Tough-6020

(防水カメラ)
トイカメラ風・魚眼レンズ風
モードなどの遊びの写真や
雨の時に使用。

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簡単に言うと・・・
型も古いし、こだわりは特に
ありません・・・
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